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＜経営者・編集長インタビュー＞　川口勝　バンダイナムコホールディングス社長　2021年8月31日号〈週刊エコノミスト〉
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c897c14c0b51b7b0244d49bfffbfc1391b8e6f7

──　アニメ「機動戦士ガンダム」関連の商品が好調です。

川口　ガンダム関連の売り上げは過去最高の９５０億円に達しました。ここ４〜５年は右肩上がりです。入社したときからガンダムに携わってきましたが、ここまで人気が続くとは思っていませんでした。ガンダムは特に海外が好調です。プラモデルの海外売上比率は５割を超えました。これまではプラモデルが売れないと考えられてきた北米でも、ハイターゲット（大人層）を中心に人気が広がっています。

──　どのようにファン層を拡大しますか。

川口　いろいろな世代のファンがいるので、話題喚起のためにさまざまなアプローチを試みています。横浜市には「動くガンダム」、中国・上海には実物大（高さ約18㍍）のガンダムを展示しています。米ハリウッドで実写化も決定し、公開中の映画「閃光のハサウェイ」も大ヒットしています。